2015年6月9日火曜日

人生一枚目の似顔絵

昔の写真が必要になり探していたら
二十歳の時に半ば無理矢理一人で行ってきた
パリ旅行の日記が出てきました


ドイツ語専攻なのにパリを選んだので
全く言葉が通じず
当時二十歳のおこちゃまには
夜のパリは怪しくて怖くて
ホテルに引きこもり黙々と日記を書いてました



マメやな自分、と見直しつつ


めっちゃ曇ってた、とか


本物見たな、とか

そんな事を思い出してましたが

三日目にこんな日記が


パリには芸術の丘と呼ばれ
アメリの舞台にもなったモンマルトルがあり


ここで黒人さんに囲まれてお金とられました



芸術家が集まって
創作活動と商売をしていました


思えばここで人生初の
カリカチュアを体験しました

描いたのはこの人


画板の裏に
「SUPER MARIO」って描いてあるので
恐らく名前は
超マリオさん

強引な接客に負け
確か4000円くらいで描いてもらいました

仕上がった絵の写真がないですが
絵日記によると
「私ってこんな顔してるんだ」って書いてあります おそらく似てなかった

ですが

この時はまさか自分がその仕事をする事になるなんて
米粒、いやゴマ粒程も思ってなかったです

もしかしたら、私がそういう仕事についたように
私が毎日お店で書かせてもらっているお客様の中に
これがきっかけで絵描きになった!という人が
いるかもしれません
そう思うと気が引き締まります



もしカリカチュアジャパンがパリに!なんて
まだまだ夢の話ですが
そんな話が出来る日が来るまで
精進しようと思った夜中でした

0 件のコメント:

コメントを投稿