2015年9月13日日曜日

おかんグランプリ2015

似顔絵日本一を決める初の日本大会
JAPAN GRANDPRI'X 2015 が終わりました
絵が好きな人が本気で絵に向かい合う
そのエネルギーに圧倒された一四日間でした

そして



意外と身近にも天才画伯は存在していると
実感する瞬間もありました
(カリカチュアジャパンのアーティストの誕生日を
 カリカチュアジャパンクレイジー担当が送った絵)


そして、ひっそりと開催された
おかんグランプリ2015の結果発表です
以下入賞作品です


エントリーNo.1 六枚切り食パン


個人的に一番の衝撃を受けた作品となりました
ご覧ください、このパンの切り口の斬新さ
母はどこでこの食パンを見たのでしょうか
パン職人は何を思ってこのような六つ切りにしたのでしょうか
停滞している食パン業界を変えようと
あえて斬新な形を模索したのでしょうか
もしそうなら私は食パン業界の今後を憂います

エントリーNo.2  ハゲワシ


母が描く鳥の共通点は
どう見ても飛べなさそうな事と
悲劇的な見た目に反して
全員とてもご機嫌だと言う事です
ハゲワシというだけあって
しっかりとボウズ頭にされています
足は接地面が指一本しかないため
すぐに骨折します

エントリーNo.3 エビ



完全にしっぽは海老フライにされた後です
足は4本しかないのかと思いきや
前の2本はこのエビに食べられた
昆虫の足のようにも見えます
モグモグしながら
「食べてないよ、だってエビだし、草食だし」
ととぼけているような顔
もしかしたらエビじゃないのかもしれません

エントリーNo.4 ヘリコプター



見てください
美大生を卒倒させるであろうこの奥行き感の表現!
一番大切なプロペラが
思いっきりこちらを向いていて
まず垂直方向に飛べません
これではホバリングはおろか
プロペラが回った瞬間に奥にふっとんでしまいます


エントリーNo.5 消防車


大きなトラックに
これまた巨大なトンカチが載っています
火事になった時
昔はトンカチで木造家屋を先回りして壊し
延焼を防いだと言いますが
そんな事は微塵も関係なくこれは恐らくはしご車です
消防車に大切なホースも搭載されていません
母「鐘を描き忘れたわ!」
そこじゃない

エントリーNo.6 新幹線


リニア中央新幹線を作る技術がある日本も真っ青
一両の新幹線です
でも新幹線を見るのが大好きな母
さすが、流線型の先頭部分はしっかりと表現されていますが
後は全て間違いです


さて、ここまで来て
何かに気付いた人はとても注意力があります
何を隠そう、
ヘリ・消防車・新幹線の運転手は
全て同一人物です

しかし新幹線の運転のときが
一番張り切ってぐいぐい運転しているように見えるのは
作者の憧れの気持ちが投影されているからでしょう

以上、おかんグランプリ2015でした



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