2014年4月10日木曜日

月並みな結論

カリカチュアジャパンで働く為には、
『プロ養成コース』という約三ヶ月間の授業を受け、
最終試験(社長チェック)に合格しなければいけません。

今回の受験から関西コースが始まりました。
今日、その生徒さんがお店に来られてお話をしました。
そして、私も当時の事を色々と思い出しました。

まだまだ新人の私ですが、
当時の私が先輩達のブログを読んで
「おりゃー!もっと頑張らんと!」と思ったように、
私も記憶が新しいうちにお役立ちできる事が残せたらと思います。

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プロコース23期を受けた当時、東京の別の会社で働いていました。
いよいよ憧れていたカリカチュアへの挑戦が始まる!けど
仕事は営業、休みは土日。
土曜日はカリカチュアの授業があるので
フルで練習できるのは日曜日だけでした。

膨大な宿題と
同期達がぐんぐん上達していく焦り。

仕事のため同じように練習時間が確保できていない私は
同期達が一緒に練習に出かけていると知る度に
「くそ〜〜置いていかれる〜〜〜〜」
と内心みんなが羨ましく、ヤキモキしておりました。


ただ、このコースはその人がどんな状況でも関係なく
最終競技会では順位がつきます。


これにチャレンジするにあたり、
一つだけ自分の中で考えていた事があります。

不合格になったとしても
「仕事をしてたから時間がなくて無理だった」
という言い訳だけはしないということでした。
こう書くとちょっと格好いい風ですが、
「仕事がある」事に甘えてしまいそうで怖かったというのが正直な所です。

でも、この決め事が
逃げそうになる自分を測るモノサシになって、
なんとか最後まで奮起して頑張れました。

まず、一週間の課題を整理して、
何をいつやるかという細かいスケジュールを立てます。

プロコース中の私は仕事を終え帰宅し、
21〜3時まで模写や下書き練習、そして朝の繰り返し。

ライブスケッチ課題はゆっくり出来ないので
同僚や先輩、後輩達に随分協力して頂き
昼休みのコーヒーついでや、帰り際に時間を作ってもらいました。
また仕事後、最寄りのフードコートで知らない方に声をかけ
半ば怪しまれながらも描かせて頂きました。
そういえば、知り合いのシェアハウスや
勤め先の会社まで図々しくお邪魔させてもらった事もありました。

後半は、それでも課題に追いつかないので
ランチ5分、残り時間は会社の図書館で模写、という生活でした。
おかげて、他の利用者から
「図書館で変な顔をかいている変な人」と思われていたと思います。


でも、おかげで「時間」を言い訳にしないですみました。
そしてそれは自信にもなりました。
計画を立てて実行すれば、やってやれんことはないと。


最終競技会後は、
自分の絵の未熟さに悔しくて涙すら出ませんでしたが、
ありがたい事に最終試験まで進み、無事合格できました。
(Kageさんから合格を頂いた時は あー泣く!と思ったのに
 隣の藤代ちゃんと笠間ちゃんの涙腺が
 すごい勢いで決壊したのでタイミングを逃しましたw)


プロテストを受けて入社している人は
それぞれの「本気」を出して入社していると思います。
私の23期メンバーも、そうでした。




受かった後、本社でポロシャツを着てパシャリ。

「本気」とか体育会系な感じで暑苦しいですが、
精神論じゃなくて、計画性と行動が大事だと思います。
4人共、寝ても覚めても絵の事を考えて悩んで・・・の三ヶ月。
お陰でへこたれる暇もないくらい、密度の濃い時間になりました。

なので、今日お会いした受講生の方、
本気でやればできるで!(結局月並みな結論!)

その為の具体的な方法は、
講師のさつさんや宮城さん達がお店で教えてくれますw
聞きにくい事があれば、いつでもお待ちしておりますm(_ _)m

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