2014年10月12日日曜日

私はサロンが苦手でした

「苦手な物は?」
と聞かれれば
粉薬(中々飲めない)と下り階段(踏み外す恐怖)と美容室 と答えます

ずっと美容室が苦手でした
今まで行きつけ、とか
指名のスタイリスト、とかは当然なかったので
色んなお店を初回来店割引で転々としてました

ちなみに何故苦手かというと
あのおしゃれな空間に私が入ってすいませんという気持ちになり
無口でいると「これどうぞ」と勧められる女性ファッション誌は
中盤以降にある「今月のオススメシネマ」位しか興味が持てず
時間を持て余してますます無口になり
大きな鏡にずっと自分が映っていて
ドライヤーされている間とか髪の毛が風で四方に舞っている中
目を開けてドライヤーされている自分を見るべきなのか
「髪の毛が目に入るから」という大義名分の元ずっと目を閉じていればいいのか迷って
結局半目、みたいなのがもどかしくて
仕上がって鏡で後頭部を見て「どうですか?」と言われても
気の利いた「素敵です!」とか「わ〜☆かわいい〜☆」とか言えない自分にがっかりする
からです。

けれど!そんな私に素敵な出会いがありました。


京都西院にある Noism ekahi のスタイリストさん!

半年くらい前にたまたま似顔絵を描きにきてくださいました。
飼ってるフレンチブルちゃんと彼氏さんを写真から一緒に描かせて頂きました。

そして先日、見覚えある方が来店されたなと思ったら
そのスタイリストさんでした。
「わー!お姉さんお久しぶりです〜!」とお話して
お仕事は美容師さんだと分かりました。

「サロンのスタッフが異動になるから送別用に」
と、写真からスタッフのお兄さんを面白くお描きさせてもらいました。
仕上がりに喜んで頂けて嬉しい限りでした。

こういう出会いを大事にしたいなと思い
名刺をもらってサロンに行ってみました

ドキドキしながらお店に入ると
スタイリストのお姉さんも、他のスタッフさんも
とても心地よく迎えてくださいました。小心者の私も一安心。

そして何より
「あの似顔絵めっちゃ似てました!」とか
「渡した時、号泣してたんですよ〜」とか
サプライズで渡されたときの
嬉しい感想を色んなスタッフの方に声をかけてもらえて
ジ〜ンとなりました。

写真からプレゼントに描く事はたくさんありますが、
実際にどんな風に本人に渡されて
どんなリアクションだったのかが私たちには分かりません。
なので直接その様子を聞けて嬉しく、
もっともっといい絵を描けるように頑張らないとなと思いました。

こんな経緯で私に行きつけのサロンが出来ましたとさ。
京都にいる間はずっと行かせてもらいたい!




ちゃっかりお店のFacebookに載せてもらって
コメントにはお描きしたお兄さんからのコメントも・・・涙

絵描きって素敵な仕事!
明日も頑張ります。

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